裏側矯正は歯磨きがやりにくい?
歯医者自体はコンビニエンスストアより多いといわれており、競争が激しくなっています。矯正歯科医なども競争が激しいことには変わりなく、次々と新しい技術が投入され多くの患者さんを魅了しています。
最近は、矯正歯科医でも裏側矯正と呼ばれる方法を採用するところが増えてきました。この方法はいったいどのような方法になるでしょうか。
裏側矯正はどのようになっているか
子供のころから、歯並びが悪いと損をするといわれたことがある人は少なくないでしょう。そこで、永久歯が生えてきて歯並びが悪かった場合、歯科矯正をおこない、歯並びをきれいにする人がいます。たいていは親にいわれておこないますが、大人になってからおこなう人は自分の意志でおこなうのが基本です。
ただ、歯科矯正をするとブラケットと呼ばれるものをつけますので、この部分が目立ってしまいます。従来は、銀の出っ張りの部分がありその部分が非常に磨きました。
ところが、最近は銀色の部分が目立って歯科矯正に抵抗を感じている人がいますので少し値段は張りますがセラミックなどを用意し可能な限り目立たないようにしています。しかし、セラミックを用意するとそれなりに高い料金になってしまうことから、金銭的に余裕がない人はシルバーのブラケットをつけるしかありません。
そこでの開発されたのは、裏側矯正と呼ばれるものになります。裏側矯正を利用することで歯をきれいに見せることができます。そして何より、自分が歯科矯正をしていることを周りの人に知られることはありません。
そのため、今までのコンプレックスを直ちに解消することができるだけでなく、最初からコンプレックスをもつことなく、誰にもばれずに歯科矯正おこなうことが可能です。
これを着用している期間はおよそ短い人で1年間、長い人で3年ほどになります。これだけの時間をかけて歯科矯正おこなうときれいな歯並びになります。ただ、歯磨きをするときに違和感を覚える人が多いといわれています。
歯磨きの重要性を改めて考えること
子供のころから歯磨きの習慣がある人は、大人になっても1日3回食べた後に歯を磨きます。お昼休みの歯磨きが難しい場合でも、朝と夜だけ歯を磨いておけば虫歯になるようなことはないでしょう。
ただ、磨き方が悪いと虫歯になってしまいます。人によっては、歯並びがあまり良くなくすき間に歯垢が残ってしまいそこから虫歯になることも少なくありません。このように、注意をしていても虫歯になることはあるかもしれません。
だからといって、歯磨きが不要かといえばそのようなことはないです。なぜかといえば、歯磨きを定期的にすることで歳をとった時歯槽膿漏になるのを防ぐことができるからです。歯槽膿漏は、歯茎のブラッシングをすることと歯と歯茎の間に詰まっている食べかすを取り除くことで防ぐことができます。
この習慣はない人は、いくら虫歯がなかったとしても、60歳を過ぎると入れ歯に頼らざるをえなくなる可能性があります。お金がかかるだけでなく、自分の歯を失ってしまったことにショックを覚えるかもしれません。
このように、二つの意味において歯磨きは重要になりますが、実は裏側矯正をしている人は歯磨きがしにくくなる傾向があるようです。かといって、歯磨きをしないわけにはいきませんのでうまい磨き方を身につけておく必要があります。
上手におこなうにはどのようなコツがあるか
裏側矯正をした場合、歯にブラケットが付いていますので虫歯になりやすい傾向があります。つまり、歯ブラシが多くまで届きにくいため従来の歯磨きの仕方だと虫歯になる可能性が高くなるわけです。
そこで、一般的に歯磨きをするたび40分程度費やす必要があるとされています。ですが、毎回40分の歯磨きをしたら1日2回歯を磨いただけでもなんと1時間20分磨き続けていることになります。1日余裕がある人ならばよいですが、大人のほとんどはそこまで余裕がありません。当然子供も歯磨きに1時間20分もかけているほど暇はないはずです。
そこで、歯を磨く場合も夜の時間帯だけ集中して磨くようにすれば基本的に虫歯になりにくいといえます。なぜかといえば、虫歯になるのは寝ている間が多いからです。
寝ている間は、唾液の流れが止まってしまい口の中は乾燥し虫歯菌が繁殖する傾向が強くなるわけです。このようなとき、食べかすなどが詰まっていると虫歯になってしまう可能性が高まります。
歯科矯正の中でも目立ちにくい裏側矯正をする場合、歯磨きをするときに問題が生じます。すべての人が同じではありませんが、人によって歯を磨きにくいそしてよく磨くことができないと感じる人もいます。
このような場合には、40分ずつ歯磨きをすることできれいになりますがそのような時間は普通の人はなかなかありません。そこで、夜寝る前だけでもじっくりと磨き午前中やお昼の場合にはそこまで時間をかけずに磨かなくてもよいでしょう。