裏側矯正は痛い?原因と痛みをやわらげるためのコツとは
お口をあけた際の表から矯正装置の姿が見えないため、周りの視線を気にしなくてよい裏側矯正ですが、刺激が完全にゼロともいい切れません。ワイヤーを使うので若干の違和感はあるものの、原因と痛み軽減のコツを知れば快適に使うことができます。せっかくの東京の歯医者で始めた矯正ですから、最後まで気分よく治療を完了させたいものです。
引っ張られている歯の感覚に痛みを感じることも
なぜ東京での裏側矯正で痛いことがあるのか、原因の一つは歯を装置が引っ張ることで痛みを感じるパターンです。口腔内だけではなくとも強い力をかけて引っ張れば、体のどの部分でも痛みは大きく感じます。それと同じであり、続く鈍痛をできるだけ和らげるためにも、歯を弱い力で移動させる矯正方法が解決策です。
そっと優しく弱い力でありながらも、代謝活動は順調に促進されるため、大幅に痛みは軽減されます。力が弱ければ、理想の歯の状態に近づけないかというとそうでもありません。むしろ苦痛を感じて装置を使うのは、余計なストレスが溜まるばかりです。
強すぎる力で一気に歯を動かそうとすると、無理をするので治療が進むごとにさらに痛くなるため、弱い力でゆっくり歯を動かす方が安心できます。ですから装置を付けたから痛みが生じるというより、グッと無理な力で引っ張られる感覚が苦痛をともなうわけです。
一瞬ならまだしも24時間つけるものですから、耐えられる程度でなくてはなりません。どうしても気になるときには、口の中にお湯を含むのもひとつの方法です。理由は温度にワイヤーの力が左右されることがあるため、温かいお湯は歯への力を抑えることになります。力の弱いタイプを使っても、時々気になるのであれば、自分でできる対策として、白湯を少しだけ口に含んでみることです。するとかかる力も、若干ですが弱くなることがあります。
まだ体が慣れないことで食事の際に違和感あるケース
晴れて念願の裏側矯正装置を東京の歯科医院でつけたものの、なぜかその日の食事から痛いと感じるケースもあります。それは装置の装着に慣れていないためであり、最初の数日から1週間ほどは激しく痛むかもしれません。いつも通り美味しく食べたいのに、思うようにならないのは切ないです。
そこで痛みを和らげるためのコツとして、体が慣れるまでは食べ物を選ぶようにします。よく咀嚼をしないといけないものではなく、水分を豊富に含む食べやすいメニューを選択することです。もしも食材など水分量がわずかなものなら、液体のものを併用することもできます。
とにかく柔らかいこと、激しく噛む必要がない方がよいので、舌を使って簡単につぶせるようなものを食べるとよいです。硬さが魅力のフランスパンより、耳までソフトな食パンを、ごはんもリゾットなどは食べやすく、つくねやハンバーグなども簡単に食べられます。
柔らかく咀嚼しやすい、卵焼きやグラタンにオニオンスープなどもよいです。痛みで噛むのも大変なら、噛まなくてもよいゼリー飲料や野菜ジュース、ヨーグルトやプリンにアイスクリームを食べるのもひとつです。辛いなと感じるようなら、歯科医院で処方される鎮痛剤を服用して様子を見ることもできます。
せっかくの歯科矯正の期間ですから、虫歯になりやすいチョコやクッキーなど砂糖を過剰に含む食べ物や、ワイヤーにも詰まりやすい、せんべいやナッツなど食べにくいものは避けたほうが無難です。
専用装置がお口の中であたることで痛みを感じるならば
裏側矯正が痛い理由としてありがちなのは、ワイヤーが舌に触れて感じる刺激です。常に口の中に存在し歯の裏側で仕事をしてくれる装置ですが、ワイヤーの端や針金が舌に触れて痛みを感じることもあります。ワイヤーを専用の矯正装置に通して口腔内を正す治療を行いますが、最も奥のワイヤーの端が舌にあたり、強い痛みを感じるのは刺さることがあるためです。
対処は「奥歯に装置を装着しないこと」すると舌にワイヤーが刺さる可能性は大幅に減ります。通常は端の部分というのは、上手く曲がっているので舌には刺さらないものの、何かの引き金で方向が変わったり、伸びたりするとこうしたトラブルも起こりうるのです。
結さつ線でワイヤーと装置を縛るやり方がポピュラーですが、細い針金がうっかり立ち上がると、お口の中を刺してしまうことがあります。細い針は通常寝かしてありますが、痛みを和らげるためにもワイヤーを留める、専用クリップ付き装置を使うなどもよい方法です。グサッと刺さるわけではないものの、舌や口腔内に専用装置があたると痛みを感じることがあります。
それにより頻繁に違和感があったり、口内炎を起こすようではいけません。対策として歯科用の専用ワックスを使うのも一案であり、粘土のような半透明の物を使って被せます。食事での咀嚼や睡眠時などに、被せても外れることはありますが、素材は万が一飲み込んでも問題はありません。
深い知識と経験豊富な東京の歯科医院で裏側矯正の治療を始めるものの、痛みは大丈夫かという不安を最初は感じるかもしれません。痛いとしたらそこには何かしらの原因があり、痛みを和らげるためにできることは必ずあります。やせ我慢をする必要はなく、適切な対処をしていくことです。