裏側矯正で痛みが出た場合の対処法
体に何らかの異常があるとき治療するかと思いますが、異常な状態から正常な状態に戻すとき、少なからず体に異変が出る時があります。
その時に違和感を感じるかもしれませんが、違和感を乗り越えないと治療はできません。
ほぼ必ず出るものは一定時間我慢する
歯列矯正において裏側矯正の治療を行っているときに痛みが出た場合の対処法はどうするかです。
歯列矯正では器具などを使うことで徐々に正しい歯列にしていきます。
この時に歯が動くので、痛く感じる時があります。
これは治療の過程で必ず起こるもので、数時間おきに起きるとも言われています。
ただピークがあり、それ以降は徐々に消えていきますし、通常は生活に支障が出るほど激痛がするわけではありません。
ただし、夜に寝られない状態や仕事に支障が出るようであれば歯科医師に相談しましょう。
事前に和らげる薬を処方してくれることが多いので、どうしても我慢できないときはそちらを服用しましょう。
食べる時に痛みが出るなら食べ物を選ぶ必要もある
歯に異常があるときなどは違和感を感じながら食事をしなくてはいけなくなります。
歯列矯正の中でも裏側矯正を行うとき痛みが出る時があります。
食事のときに噛む行為をしたとき、噛むたびに起きるので、あまり何度も起きたり続いたりすると食事に影響するときもあります。
また、食べ物が当たることで痛みが出るときもあり、固いものだと負担がかかるので、その時に感じやすくなるときがあります。
この場合の対処法としては、食べるものを選ぶ必要があるかもしれません。
あまり固いものを食べないように注意をするとよいでしょう。
固いと言ってもせんべいのようなものもあれば、肉のようにかみ切るのに大変なものもあります。
どちらも歯に力を入れないと食べられないので、負担がかかりやすくなります。
長く続くわけではないでしょうから、器具を取付けてから一定期間固いものを避けるようにしましょう。
器具が当たることで痛みが生じる時にどうするか
表側矯正では歯の表側に器具があるので、器具と口の一部がすれて違和感を感じる時があります。
ちょうど唇の裏側などと当たることが多くなりますが、慣れてくるとそれほど意識をすることがなくなります。
裏側矯正では器具を歯の裏側に取付け、話しているときにも相手に見えないので、気づかれずに歯列矯正ができるとして人気があります。
では痛みがあるかですが、表と同様に口の中の部分が器具に当たるときに出る時があります。
裏側といえば舌が頻繁に器具に当たるときがあり、強く器具に当てたりすると傷ができる時もあり、口内炎になる場合もあるので注意が必要です。
その状態になった場合の対処法としては、まずは歯科医師に相談をしましょう。
医療機関によっては器具を工夫して口の中が傷つきにくいようになっているものもあるので、そちらの利用も検討しましょう。
矯正具をつけると徐々に歯が動くので、それによって違和感を感じるようになるかもしれません。
これは装着後に誰でも起こるものなので、我慢すればある程度は収まります。
違和感を解消してくれる薬を利用するのも良いでしょう。